DIY1万円サンダー使っての車磨き~プロも驚く仕上がりになりました。(動画解説)

こんにちは、リキュウコートです。

今回も最近投稿した動画の解説です。 


今回は、3回連続で 「手磨き」 「機械磨きのスポンジバフ」 の磨きに続き「機械磨きのウールバフ」磨きの動画について詳しく解説したいと思います。


磨く素材が同じ方が、それぞれの磨きでどの様な変化や仕上がりに違いが出るのかという面でも分かり易いと思い、同じ症状の素材で施工しました。


今回使用した素材の状態は、確かに経年による塗装が白く色が脱色された感じの症状ですが、深い傷やシミ等は無かったので、状態は良い分類になると思います。

※ 経年による脱色されて白くボケた様な塗装の症状 

※ ウールバフを使用して本格的な磨きを行った仕上がり状態 


この程度であれば、スポンジバフ磨きを丁寧に行えば、かなり良い仕上がりになるというのが結論です。


一見するとハンド処理(手磨き)も塗装本来の色合いが修復されたと思いますが、実際に近くで確認すると粗めの洗車傷等が薄らですが確認出来ました。


その点ではスポンジバフでは、ほとんど洗車傷は確認できない程に仕上がっていました。


その結果今回使用したウールバフ磨きは不要だったのかというと、今回の症状では単純に答えると不要な磨きだったとも言えます。 


しかし全くの無駄な磨きではありません。


以前から磨きのメカニズムについて解説してきましたが、「マルチ・クイックコート剤」には特殊クリナー効果により不純物を分解する能力がありますが、それだけでは除去は出来ません。


その分解された不純物を掻き取る作業が必要であり、不純物の状態によっては長年固着した汚れ等はスポンジ素材では掻き取る事は出来ません。

※ 本格的な磨きを行う時に使用するウール素材のバフ


その場合は、繊維状の素材(ウール繊維)で掻き取る必要があります。 そして、素材の違いだけではなく、掻き取るパワー(動力)が必要です。


今回は一般の方でも扱い易いという理由で、動力の低い機械を使用している為に、余計にかき取る素材が重要になって来ます。 


今回は事例ではスポンジバフで対応出来ましたが、パワーの低い動力の場合はウールバフを使用した磨きが多くの場面で必要とされると思います。


この様に言葉だけで説明すると難しいと思いますので、今回はウールバフの磨き方を少しでも学んで貰えれば幸いです。

※ DIY用サンダーの持ち方・握り方(私は左利きです)


正直言いますと、私もこのDIY用サンダーは普段の仕事では一切使ってはおらず、使いこなせるという訳ではありません。 


誰もが扱えてトラブルの可能性が低いという条件では、このサンダー位しか見当たらないので、私もこのサンダーを使って様々な症状の磨きを研究して行こうと思っています。 


使ってみた正直な感の一番は持ちにくいという事です。


このサンダーはヘッド部を握るのが正しい持ち方だと思いますが、機械の高さがあるので磨きをコントロールするという面では、慣れないと難しいというのが正直な感想です。 


その為に、バフ回転部の上部を持ってコントロールすると安定するような感じがします。


次の感想は、音が大きいという点が気になります。


この音を聞くと、大袈裟な磨きが行われそうで初めての方は恐ろしく感じるかも知れません。


しかし、音は大きいですが元々の磨く能力自体が低いので実際は恐怖は感じません。


ネガティブな意見ばかりですが、私自身が普段使う機械がとても扱い易い為に、余計に不満に感じるのかも知れません。 


肝心な、磨く能力についてですが、思っていた以上に役に立つというのが正直な感想です。


勿論、数値的な能力は低いですが、リキュウコートの商品との相性がいいと感じる事が出来ました。


この相性はとても大事で、バランスが悪い場合はそれぞれの特性が生かせませんが、サンダーとコート剤の性能がお互いに補い合っているという感じがしました。 


その為に、磨き時に塗装面にコート剤が絡む事や、摩擦によるこびり付きの症状が発生しにくいと感じました。 


これらが発生しにくいという事は初心者にとっては重要な問題ですので、この点では安心しました。


コンパウンドを扱うには、ある意味テクニックが必要ですが、リキュウコートではテクニックは不要で、難しい事はコート剤が全て行ってくれるので、初心者の方でも安全で簡単に磨きが行えるのではないかと思いました。 


とはいえ機械磨きそのものに抵抗がある方の気持ちも分かりますので、その方にはハンド処理での定期メンテナンスが一番いいと思います。


定期的にお手入れすると機械磨きの必要性も少ないので、最も合理的ではないかと思います。


しかし上質な仕上げを求める方には、このサンダー磨きは最適ではないかとも思います。 


コンパウンドとこのサンダーの組み合わせでは、絶対に実現出来ない仕上がりになると、今回の施工で実感しました。 

※ 本格的な磨きと撥水加工を行った撥水状態


これからも、様々な症状の磨きを行って、動画で紹介して行こうと思いました。


それと同時にハンド処理の施工も紹介して行くので楽しみにしていて下さい。 


今回はDIYサンダーを使って本格磨きを行った動画の解説でした。


最後までお付き合い頂き有難うございました。 

気になった方はサイトも覗いてみて下さい。 

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