洗車から磨き・コーティングが1.5時間で完成するって本当ですか?~実力をご覧下さい!(動画解説)
こんにちはリキュウコートです。
今回は初めて投稿した動画について解説します。
この動画は動画編集が全く出来なかった頃の無編集の動画を、今回編集を加えたリメイク動画の解説です。
この動画はリキュウコートの商品を表現するには象徴的な施工であり、リメイクしてまで伝えたい内容であった為に編集を加えて再投稿しました。
初めての動画投稿で無編集の動画なので、見る方も意味が分からない動画であったと今となれば容易に想像出来ますが、その頃は動画投稿のシステムも全く理解していなかった為、「珍しい施工だから誰かは興味を持って観るだろう」と軽く思っていました。
しかし現実は甘くなく、全く興味を持って貰えなく、沈んだ動画の存在になってしまいました。
しかし実車でリアルに施工した貴重な事例ですので、このままでは勿体ないと思い動画やブログ解説もリメイクし正しく紹介したいと思います。
前置きが長くなりましたが、この事例にはコンパウンドでは出来ない事が多く、リキュウコート商品の特徴が比較出来る事例ですので詳しく解説します。
この事例(動画)は、いつも磨き&コートの依頼を下さる、近隣のディラーから中古車の納品前の磨きを依頼を受けた施工の様子です。
このディラーさんからの依頼の多くは、新車または中古車の販売が成約した納車前の磨きの依頼が多く、展示期間中の汚れを除去して欲しいという内容が中心です。
そして今回の依頼も、中古車を展示している間に洗車や雨ざらしの展示の為、汚れも堆積している為に販売が成約し、あまりにもボディの状態が悪かったので、納車前に「小奇麗にして欲しい!」との依頼です。
しかし私もプロですので一見して展示期間中の劣化ではない事は推測出来ました。
あくまでも推測ですが下取り車を、そのまま転売するのだと思います。
別に違法でもない事なので、口を挟む事でもありませんが、施工料金を抑えたいというのが実情だろうと察しました。
お察ししますが「小奇麗にして欲しい」と簡単に一言で依頼をする事に正直戸惑いました。
ブラックのカラーで洗車傷が多く、雨染みも多かったので、展示期間の汚れを除去する程度のスポンジ磨きで何処まで改善出来るのか?少し不安でした。
本来なら、ウールバフによる磨きが必要な劣化であったので、汚れを除去するスポンジ磨きだけで5年間・走行5万キロの経年劣化を改善する磨きは初めてだからです。
事情がある事は理解していますが{小奇麗」の言葉の幅が広すぎるのと、見る方の主観によって個人差がある事なので、技術的な施工方法の選択を迷う表現の一つです。
いつか愛車の磨きなどでショップに依頼する事があれば参考にして貰えればと思うのですが、塗装の再塗装の職種では、不具合を直すか直さないかの二つ選択しかありません。
しかし磨きの場合は一般的に汚れから擦り傷やシミ等の症状によっても作業に大きな幅があり、またどの程度まで磨きで不具合を解消するかによって作業量に差があるのです。
磨きの施工では、完璧な仕上がりを望むほど手間が掛り、施工料金が上がる事になります。
これらの事を踏まえた上で、お店側の説明をよく聞き自分が描く具体的な仕上がりイメージを料金も踏まえて、自分の希望を伝える事が、相手にとっても助かる事であり、お互いにトラブルを回避できるのではないかと思います。
「小奇麗にして欲しい」とのアバウトな依頼に迷いましたが、予算も少ないだろうと思い、通常洗車傷や雨染み等が多い時は、しっかりと磨き込む為にウールバフ(磨く素材)から始めますが、その磨き傷を除去する為のスポンジバフの磨きが必要になり、工程も時間も倍以上必要になる為に、スポンジバフのみの一回磨きを選択しました。
私のオリジナル商品の実力を試すのにも良い機会だと思ったのも理由です。
前もって伝えておきたい事ですが、通常のコンパウンド磨きでは、今回の様な症状の場合にスポンジバフの一回磨きでは、ほとんど磨きの効果はありません。
※ 施工前の傷・シミにより白く霞んだボンネットの状態
一般的なコンパウンドの磨きの場合では、最初に洗車で泥・砂などの異物の除去を行った後、手磨きや機械磨きを行うには一旦ボディの水分を拭き取る必要がありますが、リキュウコートではこのような手間が必要なく「濡れた状態」で磨き作業に入れる事が一番の特徴です。
少量の水どころか「ビチャビチャ」でも、しっかりと特殊なクリーナ―効果で頑固な汚れを落とす事が出来ます。
この磨き社業前の水の拭き取りが削減出来るだけでも、大きな労力と時間の削減に繋がります。
コンパウンドで、適当な研磨剤を選択し一回のスポンジバフ磨きを行っても、中途半端な仕上がりしか望めませんし、まともな作業にならなく時間も掛ると思います。
しかし、マルチコート剤の場合は一本で頑固な汚れも落とし勝手に仕上がってくれる為、中途半端な仕上がりにはならず、その上にコーティング効果のある光沢補修により、塗装の失った潤いを補うことが一度で行えます。
これまでの記事においてワックスやコンパウンドの特徴を述べてきましたが、これらの短所を改善し、誰もが簡単に磨きとコート(保護)が同時に行える画期的な商品だと思います。
しかし、今回のケースの症状に何処まで対応出来るのか、絶好のチャンスだと思いトライしました。
洗車後の濡れたボディを一切のマスキングも行わないで、スポンジバフによるポリッシャーで磨きを行いますが、通常45分程度の磨き作業を、今回は状態が悪いので2割増しの1時間程度に増やし磨きました。
5年分の汚れを除去する事にコート剤が消化され、光沢補修が不十分にならないか心配でしたが結果として全ての傷やシミは改善出来ませんでしたが,コンパウンドでは再現出来ない光沢・下地処理が出来たと思います。
その後、長期間保護を目的としミラーコート剤の散布施工を5・6分程度行いった後、通常の水分の拭き取りを行って全行程が完了しました。
※ ミラーコート剤の撒布施工後の撥水状態
このミラーコート剤の施工により、もう一段光沢感が上がるので、光沢としてはスポンジバフの一回磨きだとは思えない仕上がりになりました。
傷・シミ等においても心配していた以上に目立たなくなり、50,000㎞走行の中古車とは思えない、新車並の光沢に仕上がったんではないかと思います。
作業時間においても、今回は作業中に写真や動画の撮影を行ったのでトータル時間はいつもより掛りましたが、作業時間の合計は約1.5時間で完了しました。
※ 5年分の経年劣化を1.5時間の施工で改善したボンネットの状態
※ リキュウコートの実力を証明する1.5時間施工の完成状態
依頼を受けた「小奇麗に?」は十分満たした仕上がりになったと自負します。
今回は、スポンジバフ磨きの性能を思い知る新たな発見となる事例になりました。
是非、サイトに詳しく写真や動画で解説しておりますので、記事が本当かお確かめ下さい。
今回も有難うございました。
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