車のガラスコーティングの部分施工の解説です。トリプルコートについて詳しく解説します(動画解説)

こんにちは、リキュウコートです。

今回も動画の解説を行います。


今回の動画は、板金塗装修理後のガラスコーティング施工の部分補修についての解説です。

※ №87の動画でご確認下さい。 


今回は板金塗装修理後の施工なので、ある意味新車の状態と同じと言えます。


新車の全体施工であれば、専用スプレイヤーを用いた施工や、高圧洗浄機などを使って施工する方が時間も早く労力も削減できるのですが、今回の様にパネル2枚程度の施工ではハンドスプレーによるスプレー散布の方が簡単に施工出来ます。


これまでも同様の施工を解説してきましたが、おさらいと言う意味で再度解説を行いたいと思います。 


最初に通常洗車を行います。


この意味は、これから磨き作業を行う上で異物があると傷の原因になりますので、泥砂等の異物の除去が目的です。

 

ここで新車と塗装修理後の違いを説明すると、新車は基本的に生産時の塗装のみが施されて余分なコート剤が掛っていない状態です。


塗装修理後では、それぞれの修理業者の方による塗装後の磨き作業を行った塗装の状態です。


その磨き作業の最終仕上げにおいて、何らかの保護剤・コート仕上げ等を施している場合もあり、一般的にはコーティング施工前に脱脂作業が必要になります。 


しかしリキュウコートではマルチコート剤によるアンダーコートと言う処理がありますので、脱脂作業は不要です。


その上、洗車後の濡れた状態でアンダーコート施工が行えるので、手間の掛る水切り作業も省けます。 


濡れた状態で、ポリッシャーによるマルチコート剤を塗り込むというより、スポンジバフの摩擦を利用し、塗装面にコーティング成分を浸透させる為に磨きを行います。 


この作用により新車であっても光沢が上がります。 


また、この施工により塗装面にマルチコート剤が浸透している状態に、次の工程で散布施工されるガラスコーティング剤が合わさる事により、ガラスコーティング被膜の硬化が強化促進されるという科学的な反応が発生します。 


これらの現象効果の為にマルチコート剤によるアンダーコート施工には意味・役割があるという作業です。


作業に戻りますがマルチコート剤による磨きで、3回程度磨けばコート剤が消化されほとんど残らない状態になりますので、少し残ったコート剤を軽く拭取った後に、次の工程へ進む準備としてシャワーにより散水します。 


この散水によって水とマルチコート剤が反応し若干光沢も上がります。


この濡れた状態のまま、ガラスコーティング剤をスプレー散布しスポンジにて塗り広げます。


そして、再度シャワーによる流水で余分なコート剤を洗い流すと同時にガラスコーティング剤と水が反応し塗装面に定着します。


そして、この濡れた状態のまま、最終施工のミラーコート剤のスプレー散布を先程と同様に行います。


何故?このミラーコート剤による施工が必要なのかと言うと、ガラスコーティング剤はケイ素樹脂成分が大半を占める為に、撥水成分が少ないという特徴があります。


その為に撥水効果を高め長期持続の為にミラーコート剤を最終施工するという意味があります。


しっかりとケイ素樹脂による塗装の保護とその保護被膜をミラーコート剤による長期に渡り撥水・光沢保護を行うシステムとなっております。

※ ガラスコーティングの三層構造のトリプルコートの仕上がり


この様な三層構造のコーティングでもありながら簡単施工で短時間に行えるガラスコーティングについて解説しました。


最後までお付き合い頂き有難うございました。 

気になった方はサイトも覗いてみて下さい。

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