車の磨きを1時間で出来るって本当ですか?~本当です!コンパウンドでは困難です。(動画解説)

こんにちは、リキュウコートです。

今回も動画の解説を行います。 


今回紹介する動画は、車のメンテナンスで6ヶ月~1年毎に行う「クイック機械磨き」について解説します。

※ №80の動画でご確認下さい。 


今回使用するパネルは前回の動画(№79)でも使用したグリーンパールカラーのバックドアパネルです。


前回はプレスライン付近に擦り傷を磨き補修を行いましたが、今回はパネル全体をクイック磨きにて定期メンテナンスを行う想定で磨きを行いました。


このパネル自体は、2年~3年程度経過した、洗車傷が多少ありますが不具合も少ない良い状態のパネルです。 


その意味においても、初心者でも簡単に行えて失敗もしない「クイック機械磨き」には丁度良い素材だと思います。 


勿論、皆さんが機械磨きを好む方ばかりではない事も承知しておりますし、無理に機械磨きをさせるつもりもありませんが、従来のコンパウンドの難しい磨きとは全く違い、経験が無くてもプロの方が磨いた様な仕上がりになる画期的な磨きシステムなので、紹介したいとの思いで数多くの動画による撮影やブログでの解説を行っております。


これまでの動画では、初心者では無縁の酷い症状の損傷やペーパー傷除去等で検証を行って参りましたが、それは今回紹介する「クイック機械磨き」の為に行っていたと言っても過言ではありません。

※ DIYサンダーは回転しないので奥ばった箇所でも磨けます 


今回の動画では、バックドアパネル全体を僅か6分間程度の磨きを行っただけの施工です。


この動画のみを見た方は、そんなに簡単な訳がないと単純に流されるのではないかと思うほど、洗車後の濡れた状態で磨けるなどとコンパウンド磨きでは考えられない非常識な磨きだと思います。


しかし、コンパウンド磨きでは非常識な事を可能にした画期的な磨きを証明する為に、これまでに重症の損傷をあえて検証してきました。 


それは、マルチコート剤がコーティング剤にも関わらず、粗いコンパウンド並の磨き能力を持ちながら「削らない磨き」を立証した事で、コンパウンドとは真逆な効果を持ち、特別なテクニックも必要としないで、6ヶ月~1年間の汚れが簡単に早く除去出来、その上に光沢補修や塗装の保護も同時で行える事が嘘ではなく事実だという事を裏付ける意味がありました。


動画で何処まで表現出来ているのかは分かりませんが、回転運動の無いDIYサンダーを用いて僅か6分間の磨きで、一切の磨きムラも無く、ギラツキも無く、塗装本来の色合いを再現出来るというのは、これまでの磨きの概念を覆す画期的な事であると思っております。


今回の磨きは車全体を行っても、車格にもよりますが平均して1時間も掛らないで終える事が出来ますので無駄のない効率的な作業であると思います。 


コンパウンドを使用した磨きでプロの方が行ったとしても、1時間で同様の仕上がりを再現する事は難しいと思います。


理由は、コンパウンドは濡れた状態では本来の効果は出せません。 


その為に一旦水の拭き取り作業が必要となり時間が必要になります。


また、コンパウンドを一種類のみで磨きを行う場合、汚れの除去が中途半端な為に完全な磨きを行う事が困難です。


また、コンパウンドは削る研磨がメインであり塗装の光沢を補修するものではありません。 


その為に、極端な説明かも知れませんが、「磨くだけ」とも言えます。


決して塗装を保護する役割ではありませんので、別途保護する為の作業が必要になるという事です。


これらの事から、同じ時間で同じ品質を再現するという事は難しいと言えます。


最後に動画で詳細の説明が出来なかった事について解説します。 


マルチコート剤による磨きの仕上がりを見て頂いた後の撥水検証での流水時に「コート剤と水が反応し光沢が上がります」とのコメントを流しましたが、実際に見ているとその変化がわかるのですが、マルチコート剤で磨いた直後の光沢はマックスではありません。

※ マルチコート剤による磨き後の撥水検証の様子


動画では確認が難しいのですが、撥水検証で水を掛ける事で、まさしく水とマルチコート剤が反応し一気に光沢が上がりました。(動画でも少し分かるかも知れません)


逆に水を掛けないと反応しないのか?という事になりますが、その場合は空気中の水分に少しずつ反応する事により時間の経過と共に光沢が上がります。


最後にミラーコートを今回は湿式でスプレー散布し施工が完了しましたが、マルチコート剤単独の仕上がりよりも光沢感が上がりました。 

※ 最後の施工としてミラーコート剤のスプレー散布の様子 


何処まで動画で再現出来るのか難しい面がありますが、明らかに光沢感や塗装の本来の発色が上がります。 


その辺りの表現が難しいのが難点ですが、仕上げ磨きの一回分程度の光沢がスプレー散布のみの施工で上がる事も魅力の一つです。(時間・労力削減)


勿論、マルチコート単独の撥水より倍近くの撥水効果の持続が望める事も大きなメリットです。

※ 僅か6分間の「クイック磨き」を行った仕上がり具合


今回紹介する、初心者でも可能な「クイック機械磨き」の動画ではこれらの事が詰まった内容があるという事と、それを裏付けるものとして此れまでの様々な検証動画があるという事がご理解頂ければ幸いです。 


最後までお付き合い頂き有難うございました。 

気になった方はサイトも覗いてみて下さい。

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