車の「手磨き」と比べてDIY用サンダー磨きは難しいのか?~やっぱり楽だ!(動画解説)

こんにちは、リキュウコートです。

今回も動画の解説を行います。 


今回の動画は、前回の「手磨き」動画の続きで、2種類のスポンジバフを使用し、初心者磨きで何処まで改善出来るのかを検証する動画です。 

※ №56動画でご確認下さい。


試用するパネルも同様で可能であれば「手磨き」と「スポンジ機械磨き」の違いが判れば良いと思いマスキングにて区切りました。


塗装の状態は、10年以上は軽く経過したと思われる、汚れや雨染み等は少ないが、脱色された様な本来の色合いからかけ離れた症状です。


前回は「手磨き」で何とかしんどい思いをして、それなりには改善出来た様子をお伝えしました。

※ 右側が前回「手磨き」した仕上がりの状態 


今回は、手磨き以上にどの程度まで改善出来るのか?簡単なのか?を、検証する意味で2種類のスポンジバフを用いて、高品質仕上げを目指そうと思いました。


本来、この様な重症に近い症状では「ウールバフ磨き」を行うのですが、初心者でも扱い易い「スポンジバフ」のみでの検証を行ってみました。


以前の検証でも、このDIYサンダーもダブルアクションという機械の構造上、想像以上に「スポンジバフ」でも仕上げる磨きが出来たので、さらに検証がしたかった事もあります。


解説前に、言い訳をしたいのですが、今回撮影で初めて動画を分割して撮影しましたが、最近購入したカメラの動作・特徴が未だ把握しきれていない為に、それぞれの撮影モードが違っており、特に磨き作業中の色合いが不自然になってしまった事をお詫びします。


何とか、ビフォ・アフターの動画は素材に近い色合いですのでご了承ください。


しかし、本当にこの様な撮影は難しく、今でも動画開始までに、撮影ポジションやモードを決めるのに2時間以上掛っています。 


自分でも不満足なので視聴される方にとっては不満足であろうと思います。


何とか向上するべく努力して参ります。 解説に入りますが、早速施工の方でも失敗していまして、機械磨きで使用している「マルチコート剤」が撮影本番で上手く塗布出来ないで、2回撮り直しをしました。 


そして3回目で正しく塗布出来たのですが、結局通常の2倍は塗布した事になり、本番では付け過ぎによる「絡み」が出てきました。 


また最初に使用したリキュウコートの「ダイヤウレタンバフ」は本来濡れた状態で威力を発揮する為に、水のスプレー散布が少なかった事の両方が「絡み」の原因だと思いました。


言い訳になりますが、撮影時は様々な事が頭をよぎり施工に集中出来ないことが多々あります。 


まあ、今回の「絡み」は症状によっては発生する事もありますので、事例になれば良いかとも思います。


本当は、磨きを途中で止めて、水の撒布を行えば「絡み」は抑えられたと思います。


今回は拭き取りでも、除去し切れなかったですが、その後も磨きがある為にそのまま進みました。


最初の「ダイヤウレタンバフ」はウールバフの代わりに強い磨きを行うつもりで「粗磨き」として汚れ中心に除去する狙いで行いました。 


今回の様に、経年劣化の激しい磨きの場合、一回の塗布と磨きでは仕上げ磨きまでは行えないと思い、2種類のバフで行いました。 


しかし、「ダイヤウレタンバフ」が粗いという意味ではなく、同じバフで2回磨きでも構わないと思います。


どうせ2回磨きを行うなら、新車時でも使用する目の細かい「仕上げ用スポンジバフ」で仕上げました。


今回も感じたのですが、この機械はコート剤の消耗が少ないので、私が使用するギヤアクションサンダーよりは、少控える塗布の方が磨き切り易いと感じました。 


ある程度、コート剤が無くなる位まで磨く事が理想ではないかと思いますので、今回は塗布し過ぎた悪い事例だと思います。 


一回目の磨きで汚れを中心に除去する磨きを行って、2回目の仕上げ磨きで、更なる光沢成分を浸透させる狙いで行いました。 


正直、「ダイヤウレタンバフ」も目は粗いですが綺麗に仕上がりますので、何処まで仕上げ磨きの効果があったとは目で見る限り大きな違いは判りませんでした。


ですが、2回磨きの方が、保護効果に役割が果たせますので、撥水効果等は確実に高まります。


2回目の仕上げ磨きは順調に行えたと思います。 


一回目の付け過ぎが無ければ、もっと早く完了したと思います。


そして最後に「ミラーコート剤」を乾式で保護しました。 


今までは、動画編集に難があった為に「ノーカット」で撮影していて、時間を置かないで、仕上がり具合を見ていましたが、今回は3時間ほど後の仕上がりを見て頂きました。 


マルチコート剤もミラーコート剤も、施工直後よりも、1・2時間後の方が光沢も撥水効果も性能が上がるという特徴がありますので、動画でお伝えする事は難しいですが、実際に見れば変化は感じ取れます。 


今回の施工の結論ですが、「スポンジバフによるダブル磨き」で見た目の効果は正直判りませんでした。


見た目だけであれば、一回磨きでも良かったかも知れません。 またカラーや症状によっても違って来ます。


以前ボツになった動画のブラックカラーでは仕上げ磨きがとても有効に働き、凄く光沢が上がった経験があります。 


私もこのサンダーでの経験値が少ないので、動画作成と共に新たな発見があるのが現状なので、今後も失敗を重ねながら様々な検証を続けて行こうと思います。




※ 白い靄が晴れた様な塗装の状態


最後に失敗もしましたが「手磨き」よりも断然楽でした。


「手磨き」も善戦しましたが、やはり「機械磨き」の方がクッキリと変化が見られました。


この動画を見て少しでも参考になって貰えれば幸いです。 


最後までお付き合い頂き有難うございました。

気になった方はサイトも覗いてみて下さい。

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