車のクイックメンテナンスで使用するボディコートの実力です!(動画解説)
こんにちは、リキュウコートです。
今回も最近UPした動画の解説をしたいと思います。
※ スクラップのドアに油性マジックにて落書きをし除去します
今年からは、動画を勉強して様々な施工や効果を見える形で表現したいと動画を始めましたが、とにかく撮影が難しく微妙な変化をお伝えするのに苦労しています。
また、編集の知識も無いままなので視聴されている方には不便をお掛けしていると思います。
しかし動画も数をこなさないと全然見て貰えないので、とにかく実践で勉強して上達して行こうと思っています。 それまでは、ブログにて解説して行こうと思います。(お許しください)
それと、色々と商品の特徴もお見せしたい事があるのですが、実際に仕事として入庫しているお客様の車で実験は出来ないので、知人のボディショップ(板金塗装屋)でスクラップ(廃材)パーツを借りて動画でのデモを行っていこうと先日考えました。
今回は早速知人の工場に撮影に必要な物を一式持ち込み撮影してきました。
この知人の方は私よりも15歳以上年上の方で、ブログでも紹介した「初めて買った愛車の手入れ」で私がド素人の若僧の時代に、板金塗装で何度も修理を出してクレームまで言って困らせていた方です。
この方に「自分で覚えて塗装しなさい」と言われて板金塗装屋を目指す切っ掛けになった方でもあります。
その頃から仕事を中心に技術的な事を含め28年に渡り定期的に相談していて、かなりの年下にも関わらず、同じ目線で本音の話が出来る塗装のプロの方です。
前置きが長くなり本題に戻りますが、今回はアンダーコートの「マルチコート剤」を使用し、ハンド処理にて定期的な汚れを落とす能力を表現するのが目的の動画でした。
そして、引き続きトップコートの「ミラーコート剤」を施工して撥水効果を表現したかったのですが、失敗してしまい半分の動画になってしまいました。
失敗と言っても施工が失敗するという事ではなく、見せる為の撮影に失敗したという事です。
本当に無編集の一発本番は難しく、仕事で大勢の前でのデモは緊張もあまりしないのですが、撮影は終わってみないと成功かどうか分からないので、そう意味では緊張します。
※ 頑固な油汚れを想定し油性マジックで落書きを除去する動画
ハンド処理は実際に見ると変化は分かりますが、動画・写真では変化を伝える事が本当に難しいので、今回は汚れを油性マジックに見立てて除去する実演を行いました。
撮影前に、ワックスや油分を除去する為にシリコンオフ(油分除去剤)を用い、念入りに下地処理を行った後に3種類のマジックにて落書きして、専用の高温ドライヤーにて乾燥させました。
撮影で使用したスクラップのドアは、汚れは少なく撮影には不向きでしたが、ホワイトパールの塗装の為に落書きにはちょうど良いと思い決めました。
このシリコンオフというのは塗装を行う前に油分を脱脂する為の液剤ですが、シンナー程ではありませんが結構強い液剤です。
その為に、脱脂後の塗装面は塗料などの吸収が良くなるので、マジックと言えども塗装面によく吸収されているので、簡単に落とせるか?というと結構苦労するというのが予測でした。
マルチコート剤の特殊クリーナーは油分等を分解する力は優れているのですが、掻き取る能力も必要なので、今回はスポンジにマイクロクロスを巻き付けて除去する方法をとりました。
※ スポンジパッドにマイクロクロスを巻き付けて使用
通常のクイックメンテナンスでは専用のピンク色のスポンジで汚れを除去します。
今回はボディカラーが淡色なので、分かりにくいですがマイクロクロスで強く擦っても白くボケにくいのもマルチコートの特徴です。
マイクロクロスの磨きでは磨きに液剤の能力が消費されるので、仕上げとしてピンクのスポンジで仕上げると保護効果が高まります。
※ 通常のクイックメンテナンスで使用するスポンジ
実際の本番は予測通りマジックが塗装面によく染込んでいて手強かったです。
そして、言い訳ではありませんが本来クリーナー成分が不純物に浸透するには多少の時間があった方が、より汚れを分解しますのでクイックメンテナンスではスポンジでの除去だけではなく、最終のマイクロクロスの拭き取りでも汚れが除去され綺麗に仕上がります。
もう一つ特徴で決して言い訳ではありませんが、光沢や撥水も施工直後より10分から1時間かけて高まって来ますので無編集の施工動画は難しいです。
今度は濃色カラーで、クイックメンテナンスの特徴(メリット)を表現したいと思います。
最後に余談ですが、知人が撮影の様子を見ていてスタート直前に「マジックはシンナーを使ったら一発で落せるよ!」って言われて一気にテンションが下がり「それを言ったらお終りでしょ!一般人がシンナーで車を拭かないでしょ!」笑いこけてしまい、動画の後半が失敗してしまいました。(やはり動画は一人で集中して行うべし)
今回も半分失敗した動画の解説でした。
最後までお付き合い頂き有難うございました。
気になった方はサイトも覗いてみて下さい。
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