プロの方も必見!磨きムラ・ギラツキ(オーロラ)も出ません!さらに長期撥水光沢保護!
こんにちは、リキュウコートです。
前回の記事では、マルチコート剤(アンダーコート)とミラーコート剤(トップコート)の組み合わせで 「一年に一度のクイック磨きと保護として定期メンテナンスとして使用}」について解説しました。 今回は同じ組み合わせによる第五弾として、「板金塗装の再塗装時の最終処理と保護剤として使用」の活用事例について解説したいと思います。
【組み合わせ】 :マルチコート剤(アンダーコート)×ミラーコート剤(トップコート)
【使 用 用 途】 ※ 板金塗装の再塗装時の最終処理と保護剤として使用
※ マルチコートとミラーコートの組み合わせによる施工車
以前紹介したマルチコート剤とガラスコーティング剤での活用を紹介しましたが、今回は車全体をクイック磨き等での活用を紹介したいと思います。
板金塗装の修理でドアパネル一枚とか、バンパーカバーのみの単品の修理は向きませんが、ボディ側面の全ての修理などでは、再塗装による修理なので、修理以外のパネルとの経年による品質の差が出て来ると思います。
その場合は修理箇所のみで終わるか隣接パネルも品質の差が出ない様に、サービスで磨いたりもします。
しかしあくまでもサービスなので手間を掛けるわけにはいきません。
その様な時に手間を掛けずにクイック磨きを行えるのがマルチコートとミラーコートの組み合わせです。
マルチコート剤は、再塗装の仕上げ磨きにも最適で、削る磨きではなく光沢樹脂成分の浸透により一過性の光沢にはならず、長期に渡り品質が維持出来る為に再塗装時の最終仕上げにとても有効に働きます。
そして、磨き傷が入りにくく、磨きムラが発生しない為に濃色カラーに見えやすいオーロラという虹のように見えるムラも起こりません。
その上にミラーコート剤で覆う事により、さらに強固な保護膜が形成出来る為にさらなる鏡面光沢仕上げになり、撥水効果も長期に渡り維持出来ますので、品質向上による信頼が得られる事にも繋がります。
そして、板金塗装業の方が、本来ボディ(塗装)について一番知識や経験も豊富で様々な道具も使いこなせる意味でもボディを磨くサービスに一番適していると思いますが、まだまだ専門分野のメリットを生かせていない様に思います。
しかしプロであってもコンパウンドでのクイック磨きは難しいのも現状です。 洗車後の濡れた状態で磨きが可能で、連続作業によるミラーコートの散布のみで、磨きとコート処理が行えるという商品は他にはありません。
板金塗装という専門技術を生かせるクイック磨きとコートのサービスを新たな集客商品として活用することの意味は大きいと思います。
この様なサービスも含め車のボディの事なら全てお任せという店作りに役立てて頂きたいと板金塗装の経験者の立場からも思いを強く持ちます。
最後に専門の話になりますが、塗装の「ボカシ部」という、パネルのように一枚塗りきりが出来ないような部位には塗装を2回くらいに薄めて馴染ますのですが、その部位の磨きが非常に難しく、磨き方によっては納車してしばらくしてから境目が出る場合がありますが、マルチコート剤は樹脂成分の浸透により、塗料と塗装に馴染む事で境目が非常に出にくいのでお勧めいたします。
という事で、品質向上や集客に適した商品ですので参考にして頂ければ幸いです。
次回の記事からは、新たな組み合わせのクイックコート剤(アンダーコート)×ミラーコート剤(トップコート)の活用事例について解説したいと思います。
0コメント