ガラスコーティングって本当に幅が広いんです。~お役に立てば幸いです。

こんにちはリキュウコートです。

 

前回の記事に続き、現在におけるコーティングについての現状や比較しながら詳しく解説して行きたいと思います。


現在での新車に施工するコーティングの主流は10年ほど前からケイ素(ガラス)コーティングが出始めて、今ではガラスコーティングがほとんどだと思います。


ガラスコーティングと言いましても、ガラス系樹脂コーティングから、揮発性溶剤を含む溶剤型ガラスコーティングまで様々な商品が存在しており、かなり幅が広いラインナップとなっているのが実情です。


※複数のガラスコーティング剤の写真


その事からもガラス系コーティングと呼ぶのが相応しいかも知れません。


その上、一般の市場(量販店)や通販まで多種多様のガラス系コーティング剤が存在します。

 

その為に、全てを解説するには現実的に難しいので、主流の商品について解説したいと思います。


まずディラー(新車販売店)にて取り扱っているガラスコーティングについて解説しますが、最近の流れは、数年前から高額な溶剤型ガラスコーティングの販売が促進されているのが現状です。


前回もお伝えしましたが、5万円から30万円程度まで幅が極端に広くなっているのが現在の新車に施工している販売ディラーにおける特徴です。


勿論、お客様が選択の幅が広がり助かるのかも知れませんが、私のように職人的な目線で考えると、本当に費用に対しての品質・性能に疑問を持ってしまいます。


私も開発の段階で様々な溶剤型ガラスコーティングも試しましたし、かなり強固な被膜を形成する物もあり、塗り込みに失敗し数分経ち硬化すると、塗装を削るコンパウンドでも磨け無くなるという恐ろしい経験もあります。


確かに樹脂系のガラスコーティングより、溶剤型の方がしっかりと塗装表面に被膜が形成され保護しますが、雨染みが(ウォータースポット)が絶対に付かないとは言えないと思います。 


その場合、雨染みの除去が難しくなるとも言えます。 また、微細な洗車傷等の傷が入った時に傷の除去が難しくなるとも言えます。


確かに強固な被膜であれば、汚れが付きづらい、微細な傷が入りづらくなるのも理解出来ますが、長期に渡り洗車のみの手入れで雨染み・汚れ・傷が入らないで現状維持が出来るとは言えないというのが私の持論です。


また、コーティングは硬度という硬さが硬ければ良いというものではなく、下の塗装との相性や、メンテナンス(汚れ・シミ・傷除去)の容易さも大事だと私は思います。


この様な高額なガラスコーティングが販売され出したのは数年前からなので、この答えは数年後にならないと本当の答えは見えないと私は思います。 


不確定な答えになり申し訳ありませんが、理論・理屈だけでは判断できないというのが私の考え方・見方なのでお許しください。


しかし、これも現状における正直な意見ですので、コーティングを選択するにあたり何かお役に立てば幸いです。 このトップコートの分野も奥が深いので,次回の記事から数回に分けて解説したいと思います。


最後までお付き合い頂き有難うございます。


気になった方はサイトも覗いてみて下さい。 

0コメント

  • 1000 / 1000