10分で車丸ごとコーティングって本当ですか?~本当ですよ!しかも持続が凄いんです。(動画解説)

こんにちは、リキュウコートです。

今回も動画解説を行います。


今回の動画は前回投稿した№69動画の続きです。


前回の動画では半年一度の「クイックメンテナンス」をDIYサンダーにて「クイック磨き」を行いました。 


今回は、下地が整った状態で「車丸ごとコーティング」するという画期的で珍しいトップコート施工の様子と仕上がり具合を動画でお伝えするという動画です。 

※ №70の動画でご確認下さい。 


トップコート施工に入る前に、前回は半年間の汚れの除去と光沢補修を機械を使用し下地処理を行いましたが、機械を使わないハンド処理で下地を整える施工の方法をお伝えします。


現在、ディラー・専門業者様に向けて販売しておりますが、全てのお客様が機械を使用した下地処理ではありません。 


幾ら早い磨きと言っても全員が機械を扱える訳でもなく、またサービス価格を抑える為にも時間を掛けないでハンド処理にて下地を整えるという事もあります。


品質は勿論、機械磨きの方が上質である事は明らかですが、ハンド処理は本当の意味で誰でも出来る下地処理なので今回は最初に紹介しました。


前回は動画撮影の為に半年で機械磨きを行いましたが、通常なら1年間は機械磨きをしないでハンド処理で済ましているのが実情です。


30年前の自分なら愛車の手入れに夢中でしたが、この年になると何事も最低限で済ませたいというのが本音です。


販売元がこの様な事を言っていてはいけないのですが、多くの方も同様に思っている方も多いと思います。


そう意味で、それぞれの都合に合った施工方法で下地処理を行って貰えれば良いのではないかと思います。


今回使用するデモカーは前回も説明しましたが、約半年間、洗車以外内何もしていなくて、おまけに洗車も3回程度だと思います。 


その為に、雨水にさらされても洗車も拭き取りも行わないような状態の半年間でしたが、今回紹介したいのが施工前の撥水状態です。 

※ 半年前にミラーコート剤による散布施工した現状の撥水状態 


塗装の撥水は前回の動画でお伝えしたように、若干撥水は減少した様に見えましたが、水切れは良好でコーティング効果も感じる事が出来ました。 


今回紹介したいのが、ウインドガラスの撥水状態です。


以前から「ミラーコート剤」は超撥水・鏡面光沢と唱えて来ましたが、なかなか単独の効果を表現が出来ずにもどかしい思いでしたが、ウインドガラスの撥水は塗装面以上の撥水効果が良く判ると思います。


最初に誤解の無いように説明しますが、{ミラーコート剤」はウインドガラス専用のコート剤ではありません。 


以前の動画で新車の施工でお見せしていますが、初めの一回目からあのような強力な撥水をしている訳ではありません。 


「ミラーコート剤」にもケイ素樹脂が配合されており、塗り重ね効果により段々とウインドガラスに強固なコーティング被膜として定着しています。


このデモカーは10年以上ウインドガラス専用のコーティングは一度も施工しておりません。 また10年以上油膜除去処理も一切行っておりません。


少なくともこの10年間はボディに施工する「ガラスコーティング剤」と6ヶ月毎に行う「ミラーコート剤」のみで現在に至っております。 


10年かけて、あのような強力な撥水が完成したという意味ではありませんが、ウインドガラスに対しても有効であるとお伝えしたかったのです。


さすがにフロントガラスはワイパーを使うので側面ガラスよりは撥水は弱まりますが、専用のコート剤が必要になる事はありませんでした。


油膜が付きづらいのか、「ギラギラ」とする油膜も見当たらない為に一度も油膜除去もしないで現在に至っています。 


しかし、最初に説明した通りウインドガラス専用では無い為に、気になる方は専用のコート剤をお使い下さい。 「ミラーコート剤」が油膜の原因になる事はありません。


長くなりましたが、これまでの経験上「ミラーコート剤」の撥水は塗装面を上回り、ウインドガラスでの塗り重ね効果があるという事をお伝えしました。 


今回のメインである「専用スプレイヤー」による「ミラーコート剤」の撒布施工を始めます。

※ 「専用スプレイヤー」と「ミラコート剤」 


今回は動画で初めて専用スプレイヤーを用いたスプレー散布施工をお伝えしますが、最初にスプレイヤータンクにミラーコート剤の原液を入れます。


その後スプレイヤーヘッド部を取付けます。 この専用スプレイヤーは水道水とコート剤を混合し散布する構造になっています。 


その混合比率を変えるダイヤルがA・B・C・D・Eの5種類ありますが、Aの混合比が一番薄く、Eが一番濃くなる比率です。


通常はAもしくはBに合わせて散布します。 AかBというのは水道の圧力がそれぞれに違いますので、状態に合わしてダイヤルを選択します。


一台の目安は車格によって勿論違いますが、普通車クラスで100ml前後が理想です。 この100mlを一度に散布するよりも、車を2周し散布するのが抜けも無いので理想です。 


そして単体では水の撒布が出来るトリガーをタンクに装着すると水とコート剤が混合され散布が行われます。 

※ 水道水とミラーコート剤が混合されたスプレー散布 

※ スプレー散布を行った直後の状態


天面から始め、全体に2周程度散布を行った後は速やかに流水により隙間に残ったコート剤を天面から流します。


この洗い流しは高圧洗浄機を使用しても構いませんので、時間を置かないで速やかに行う事が重要です。


この洗い流しに時間を置いてしまうと、塗装表面に水滴跡のシミが出て来ます。 


しかし、このシミは強めにマイクロクロスで拭き取れば除去出来ますし、時間が経過すると除去が難しくなるという事ではありません。(数日後でも同様に除去出来ます)


せっかく時間を短縮し簡単に施工出来るので、無駄な作業は増やさない方が得です。


このシミに関連し一番注意する事は、下地処理ではあまり環境を選びませんが、トップコートの場合はボディが高温の状態や、直射日光を避ける環境が必要になります。


そういった意味においても、個人の駐車場などで行うには向いていない施工方法かも知れません。


施工方法は違えども、「ミラーコート剤」の性能は同じなので、施工完了後の品質の解説を行います。 

動画で確認するのは難しいですけど、実際に見るとスプレー散布前と洗い流しを行っている最中でも光沢が上がっている事が判ります。


「ミラーコート剤」の特性として鏡面光沢と解説していますが、決して傷等を埋めるような厚みのある被膜ではなく、逆に薄い被膜ですが密度が濃い浸透効果により鏡面に見えるという事です。


その証拠にデモカーの塗装表面はガラス細工の様な鏡面状態です。


この鏡面を研磨で再現しようとすれば、確実に塗装が剥がれます。 


撥水効果においても、下地処理の「マルチコート剤」の撥水とは明らかに違います。

※ 施工後の塗装の撥水状態


雨よけバイザーも磨いていないのに浸透効果により透明度が上がります。


少し弱まっていたフロントガラスも、専用のコート剤よりも撥水をしているかと思える程の強い撥水です。

※ 施工後のウインドガラスの撥水状態 


私がよく例える「車丸ごとコーティング」と言うのは決して大袈裟な表現でない事はデモカーと、この動画を見れば分かって頂けると思います。


持続においても№66の動画でシリコンオフによる脱脂検証や、今回の施工前の状態を見て頂ければ一過性の品質ではないという事も理解頂けると思います。


皆さんには「マルチコート剤」の評価を高く頂いているのは伝わるのですが、私にとっては摩擦も何も行わず「ミラーコート剤」の散布のみで、此処までの性能を発揮するという事が、凄い能力だと感心させられます。

※ 一年以上磨きを行っていない散布施工のみのバイザー

※ 20年以上経過した未塗装パーツの状態

※ 半年振りの「クイック磨きとミラーコート施工」を行った完成状態


初心者であっても、短時間でここまで仕上げる事が出来る商品システムです。 


今回はいつも以上に長い解説となりましたが、滅多に行わない「ミラーコート剤」の施工だったのでお許し下さい。


最後までお付き合い頂き有難うございました。

気になった方はサイトも覗いてみて下さい。

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