コーティングの再施工って知ってますか?~とても有効ですよ!参考下さい。
こんにちは、リキュウコートです。
今回の記事は、いつもの近隣のディラーからのコーティングの保証期限切れの再施工の依頼が来たので、その施工について詳しく解説したいと思います。
ちょうど最近の記事で、リキュウコート商品の活用事例(コーティング保証切れの再施工)について解説しているので付け加えの解説になると思います。
以前の記事で、ディラーからの依頼で中古車の販売成約時に「小奇麗に磨いて欲しい」とのあいまいな指示に困った記事を書きましたが、その時は5年経過した走行距離約5万km程度の車でしたが、展示期間の長い事でブラックカラーの塗装表面が雨染みやクスミ等があり、状態が悪い方でしたが、簡易的な磨きの依頼で迷いましたが、リキュウコートのマルチコート剤とミラーコートによる最短1.5時間の磨きと保護による実力を記事にしました。
依頼時はもう少し具体的な指示が欲しいという記事でしたが、今回はディラーのお客様からの依頼で、3年経過した走行距離が約4万kmの車でしたが、「コーティングの再施工をお願いします」のみでした。
ディラー様のお客様なので私は直接の接触はないので、お客様の希望や気になる点等の詳しい情報が欲しいのですが、今度も具体的な指示がありませんでした。
信頼して「お任せ」という意味だとは思いますが、前回とは違いお客様の依頼なので、具体的な要望などの情報が欲しい所ではあります。
そうなると、現状の車を見てお客様の手入れ状態から様々な情報を推測するしかありません。
愛車をどの程度大事にしているか? 普段の手入れはどのようにしているか?? どの様な状態で保管(ガレージ)しているのか? 手入れや内装の状態から見えるお客様の性格? この様な事を経年数と走行距離と車の状態から推測し読み取ります。
今回の車は、経年数からいうと走行距離は標準からやや多いような気がします。 その条件からすると車の状態は内外装ともに良好で、とても素人さんの手入れでとは思えない程で、なかなかこの様な良好な状態での維持は難しいほどです。
内装のグッズから煮ると所有者は女性と読み取れます。
どの様な点で判断するかというと、塗装表面の洗車傷の入り具合や雨染みの程度やエンブレムや各パーツの隅々の汚れ具合や、各ドア開閉の内部の汚れ具合を見ると、ある程度の推測から読み取れます。
その事から、まめに洗車などを行っていると思われ、性格もかなり几帳面で綺麗好きだと読み取れました。
ルーフ部(天井)の色がラックカラーによりシミが着き易く、手入れは行き届いていますが、雨染みが経年に見合う程度のウォータースポット(雨染み)が存在します。
※ ルーフ部分の雨染み・クスミ
各パーツの隅々や開閉部の汚れは見事な位に綺麗です。
ルーフ部以外の塗装表面は洗車傷もほとんど無く完璧に近い状態です。
但し女性なのかドアノブの爪による傷が目立ちました。
※ ドアノブの爪による傷の状態
この状態から見ると、一見ルーフ以外綺麗な状態の為に、磨き作業が楽だと思いがちですが、私からすると一番手強い作業に思えます。
その訳は、お客様が折角お金を出してコーティングの再施工を依頼していているのですから、それなりに変化が伴わないと、残念に思わせてしまうのが嫌で、お金に見合う変化や満足感を出したいと思うからです。 ルーフ以外は綺麗な状態ですので、軽い磨きでは変化が少ないからです。
その事から先程の中古車の磨きの方が、変化が伴いますので気分は楽です。
今回のように手入れが行き届いている状態での下地処理(磨き)の希望を知っておきたいのが作業する側の本音です。
今回の作業内容は、雨染みの除去の為にルーフ部はウールバフにより「マルチコート剤」による磨きで、クリーナ成分による除去と光沢成分による浸透により、かなり目立たなくなりました。
※ 磨きを行った再施工後のルーフ
※ 磨きを行った再施工後のドアノブ周辺
コンパウンドによる削る磨きではないので、塗装にも優しいのが特徴です。
その他の部分では、「1.5時間磨き」同様の濡れた状態でのスポンジバフによる一回磨きを通常よりは手稲に磨きました。
汚れ自体は少ないので光沢成分の浸透が一番の目的です。
コンパウンドの磨きでは、再現出来ない透明感や本来のキラメキ感が再現出来ます。
この様な下地処理の後にガラスコーティング剤を専用スプレイヤーによる散布を行い、コーティングの再施工が完了しました。
その結果、まるで新車同様、それ以上の仕上がりになりました。
※ コーティングの再施工完成車の写真
外注の依頼の為に、直接お客様の感想は聞けませんが、きっと満足していただけると思える仕上がりになったと思います。
最後に、この様な再施工の依頼では、本人の仕上がりの希望等を聞けると助かるという事と、この様な状態でも、マルチコート剤とガラスコーティング剤の組み合わせは役に立ちますという事例の記事でした。
この他にも、組み合わせによる活用事例の記事がありますので是非御覧下さい。
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