板金塗装後の長期保護として活用も可能ですよ!~発想の転換から生まれました。
こんにちは、リキュウコートです。
前回の記事では、マルチコート剤(アンダーコート)とガラスコーティング剤(トップコート)の組み合わせで「中古車販売時のガラスコーティング施工販売として使用」について解説しました。
今回は同じ組み合わせによる第六弾として、「板金塗装の再塗装時の最終処理と保護剤として使用」の活用事例について解説したいと思います。
【組み合わせ】:マルチコート剤(アンダーコート)×ガラスコーティング剤(トップコート)
【使用用途】 ※ 板金塗装の再塗装時の最終処理と保護剤として使用
※ 板金塗装後の最終保護として使用
車の磨きには新車にもコーティングの下地処理の為の磨きや、中古車の経年による汚れの除去やシミ・傷の除去等を行う磨きや、板金塗装の再塗装後の磨き等があります。
その中でも再塗装後の磨きというのが私の経験上でも理論的にも一番に技能面・知識・経験値が必要で難しいと言えると思います。
一般的な再塗装では、塗料に硬化を強制する為に硬化剤を混合し、理論的には一定時間後に化学反応による強制的に硬化しますが、最終磨きを行う時にポリッシャーとバフの回転や偏芯運動により塗装面との摩擦が発生します。
その摩擦による発熱により一応硬化している塗装面が熱により実際は柔らかくなる状態になります。 再塗装も何カ月も経てば、その様な現象は起きませんが、再塗装後に塗り肌の調整や塗装時に付いたゴミ・ブツ処理の磨きを行わないといけないので、大変に難しく経験値も必要になるというのが現実です。
その様に塗装が柔らかくなる前提で磨きを行いますが、磨きによる傷が入り易く、また除去が難しい作業です。 また、発熱による磨きムラも発生し易く、その様な現象を安易に誤魔化すような仕上げ磨きを行うと、完成した1か月後とかにハッキリと隠していた症状が方面化してきたりもします。
それは仕事としても恥ずべき事ですし、信用信頼も失う事にも繋がります。 そういう意味でも再塗装後の磨きは繊細で気を遣う磨き作業でもあります。
リキュウコートのマルチコート剤はコンパウンドではない為に塗装を削る磨きではありませんので、磨き傷や磨きによるムラの発生が著しく少ないのが特徴です。
しかし塗装の塗り肌の調整はコンパウンドの方が適していると思いますが、その後の工程の仕上げ磨きには最適だと思います。
特に濃色車の磨きは傷も磨きムラも目立ちますので、マルチコート剤の威力が発揮されます。
その上にガラスコート剤で保護すると、マルチコート剤と反応し仕上がった品質を長期に渡り維持・持続する事が可能になり信頼にも繋がるのではないかと思います。
この様な現象を発生することなく技能だけで補うには、かなりの経験と知識・技能が必要になります。
昔よりも磨くコンパウンド等の資材やツールにおいても改良してきていますが、まだまだ使いこなす経験や技能も必要であるのも現状であり実状だと思います。
この様な経験も私が以前に板金塗装を営んでいた経験によるもので以当時から疑問に思い改善したい問題でした。 この様に全てをカバーするものではありませんが、重要な部分で塗装業界にも貢献できる商品だと強く思います。
今回は少し専門的な記事にはなりましたが、専門性の高い塗装業界にも、この様な形でのメリットがあり貢献できるという解説でした。
関連記事がありますので、是非御覧下さい。 関連記事(1) ・ 関連記事(2)
余談になりますが、これまでに5弾にわたりマルチコート剤とガラスコーティング剤の組み合わせによる活用事例について解説してきましたが、マルチコート剤は幅広い分野や場面で活用出来る意味から「マルチコート」と命名となった理由も紹介しておきます。
※マルチコート剤とガラスコーティング剤
次回の記事からは、「(アンダーコート)クイックコート剤×(トップコート)ミラーコート剤」の組み合わせによる活用事例について解説して行きたいと思います。
最後までお付き合い頂き有難うございました。
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