ヘッドライトのクスミや黄ばみの実情~磨きってこんなに大変なの?

こんにちはリキュウコートです。


今回はヘッドライトのクスミや黄ばみの原因や対策について解説したいと思います。

ヘッドライトのクスミや黄ばみは経年により多く見られるケースです。


昔はヘッドライトはガラス素材で製造されていましたが20年近く前から、ポリカ性の樹脂製品に変わって現在では全てと言って過言ではなく樹脂製です。

 

理由は、コスト削減や軽量化や安全性等があると思われます。 クスミの原因はヘッドライのライトは発熱が発生する為に、他のテールライトや雨よけのバイザー等の同じポリカ樹脂製品よりも経年劣化が早いと考えます。


また、車の保管状態や手入れするカーケア用品との相性もあったり、そもそもメーカや車種による樹脂素材の違いもあると思います。


解決策は巷に色々なコーティング等の商品が販売されていますが、私の経験ではその程度の対策では費用に対する効果は無いのではと思います。


一番効果が高いのはクスミや黄ばみを除去した後に、ポリカ樹脂専用の塗料でレンズ全体を塗装するのが一番長く維持できると思います。 しかし、その施工は専門店によりプロに依頼しないと、一般の方では難しいと思います。


また施工金額も、決して安く出来るものではないと思います。


私は塗装も出来ますが、その作業も簡単ではない為に、定期的にレンズを磨く作業でメンテナンスを行っています。


レンズ磨きの動画も良く見かけますが、その多くが耐水ペーパーによるレンズを研磨する作業を行っており、理にはかなっておりますが時間と労力がかなり必要です。


耐水ペーパーも#800番から始まり続いて#1500番そして♯2000番で仕上げる様な手順ですが、これを手磨きで行うのは大変ですし、手磨きは逆に深い傷が入り易い事や、ペーパーの番手が飛び過ぎる為に傷が消しきれない等が懸念されます。


ペーパー処理後に粗いコンパウンドにて傷消しを手磨きを行い、仕上げのコンパウンドを使い手磨きで仕上げます。 レンズ一個あたり2時間、2個で4時間かかったというのもザラではありません。


この様な手間を掛けて市販のコート剤で保護しても効果が永遠と持続するものではありません。


私が知る限りではコーティング剤で長期持続(年単位)で持続するのは難しいと思われる事や強すぎる溶剤型のコーティング剤は取扱いも非常に難しいので一般の方にはとても勧められません。

 

これらの実情を考えると、高額かも知れませんが専門店にて依頼するのが良いのではないかと思われます。


しかし専門店でも色々ありますので施工の効果(持続期間)や工賃も問い合わせた上で費用に対する効果に納得がいくという事が大事だと思います。


次回の記事では、私が推奨する定期的にメンテナンスを女性でも出来る方法を解説したいと思います。

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