デビュー時の失敗~大きな武器を手にのめり込む磨きの世界 #2
こんにちはリキュウコートです。前回の続きです。
ポリッシャーの磨きにのめり込んで扱いにも慣れてきました。
中古車が綺麗に仕上がって行くにつれ、まるですごい技術が上がっているように勘違いをし始めた頃と同じく、見る目も肥えてきました。
淡色といわれる白とかシルバーのボディカラーの場合では、汚れが落ちるだけでも結構きれいに仕上がった様に見えるのですが、濃色というブラウンやブラックのカラーでは逆に単純な汚れだけでは綺麗には見えなくて、クスミやシミや小傷等が除去されないと磨いた感じが出ません。
これらを除去するには、以前のコンパウンドの記事で説明した「細目」という研磨力の強いコンパウンドを使用し磨く強さも強く押さえるような磨きが必要になります。
「細目」で車全体を磨いた後は、「極細」から「超微粒子」へと単純に車全体を3周磨く手順で仕上げて行くのです。 最初はそれなりに綺麗に見えていたのですが、目が肥えてくると仕上がった塗装面に回転傷の様なの物が目につくようになりました。
これは最初の「細目」で強く磨いたバフ目という磨き傷の事です。
何の仕事にも共通する事ですが能力が向上する程、見えなかった物が見えてくるものですね。
0コメント